乳がん化学療法およびホルモン療法を受けておられる方へ

  • HOME »
  • »
  • 乳がん化学療法およびホルモン療法を受けておられる方へ

Q1乳がん手術前の抗がん剤治療を受けている途中ですが、治療が続けられなくなりました。どうしたらいいでしょうか。

1か月〜2か月程度の治療を中断してもただちに病状が悪化することはありません。これから落ち着いて治療を継続できる病院を探しましょう。もし抗がん剤治療の再開のめどが立たない場合、手術が可能な状況であるときは、手術を先行することも考慮しても良いでしょう。50歳以上の閉経後の方は、ホルモン治療に効果が期待できる人は、抗がん剤の代わりにホルモン療法に変更することも治療の選択肢となります。
手術前の抗がん剤治療には下記のような治療が一般的です。医師の紹介状を用意してもらうことが望ましいですが、無理な場合は今までの抗がん剤治療の薬剤名、投与量、投与回数などができるだけ転院先の医師に伝達できるように準備してください。

* アドリアシン(ドキソルビシン)またはファルモルビシン(エピルビシン)などを含む治療(AC・EC・CAF・CEF・FAC・FEC療法)
* タキソール(パクリタキセル)またはタキソテール(ドセタキセル)治療
* ハーセプチン(トラスツズマブ)を含む治療

 

Q2乳がん手術を受けた直後です。これから再発予防の抗がん剤治療を受ける予定でした。今後の治療はどうしたらいいでしょうか。

手術後3か月までは抗がん剤の開始を遅らせることが可能です。ホルモン治療に効果が期待できる人は、抗がん剤の代わりにホルモン療法に変更することも治療の選択肢となります。
手術後の抗がん剤治療には下記のような治療が一般的です。医師の紹介状を用意してもらうことが望ましいですが、無理な場合は手術結果所見ができるだけ転院先の医師に伝達できるように準備してください。

* アドリアシン(ドキソルビシン)またはファルモルビシン(エピルビシン)などを含む治療(AC・EC・CAF・CEF・FAC・FEC療法)
* タキソール(パクリタキセル)またはタキソテール(ドセタキセル)治療
* ハーセプチン(トラスツズマブ)を含む治療

 

Q3乳がん手術を受けた後、再発予防の抗がん剤治療を受けている途中ですが、治療が続けられなくなりました。どうしたらいいでしょうか。

1か月〜3か月程度の治療を中断してもただちに再発することはありません。これから落ち着いて治療を継続できる病院を探しましょう。ホルモン治療に効果が期待できる人は、抗がん剤を早めに終了してホルモン療法に変更して継続することも治療の選択肢となります。
手術後の抗がん剤治療には下記のような治療が一般的です。医師の紹介状を用意してもらうことが望ましいですが、無理な場合は今までの抗がん剤治療の薬剤名、投与量、投与回数などができるだけ転院先の医師に伝達できるように準備してください。

* アドリアシン(ドキソルビシン)またはファルモルビシン(エピルビシン)などを含む治療(AC・EC・CAF・CEF・FAC・FEC療法)
* タキソール(パクリタキセル)またはタキソテール(ドセタキセル)治療
* ハーセプチン(トラスツズマブ)を含む治療

 

Q4、乳がん手術を受けた後、再発予防のためホルモン治療の内服をしていますが、お薬がもらえなくなり治療が続けられなくなりました。どうしたらいいでしょうか。

1か月〜3か月程度の治療を中断してもただちに再発することはありません。これから落ち着いて治療を継続できる病院を探しましょう。生理を止めるためのゾラデックスまたはリュープリンの皮下注射を受けている方もいったん中止してしても良いでしょう。
手術後のホルモン治療には下記のような治療が一般的です。

* ノルバデックス、タスオミンなど(タモキシフェン)内服
* アリミデックス(アナストロゾール)内服
* フェマーラ(レトロゾール)内服
* アロマシン(エキセメスタン)内服
* ゾラデックス、リュープリン 皮下注射

 

Q5、肺と肝臓に乳がんの転移があり、抗がん剤を受けていましたが、治療が続けられなくなりました。どうしたらいいでしょうか。

病状が安定しているときは、1か月〜3か月程度の間、抗がん剤を休むことは可能です。ホルモン治療に効果が期待できる場合は、一旦ホルモン治療に変更することも可能です。
乳房以外の離れた場所に転移がある場合の抗がん剤治療には下記のような治療が一般的です。医師の紹介状を用意してもらうことが望ましいですが、無理な場合は今までの抗がん剤治療の薬剤名、投与量、投与回数などができるだけ転院先の医師に伝達できるように準備してください。

* アドリアシン(ドキソルビシン)またはファルモルビシン(エピルビシン)などを含む治療(AC・EC・CAF・CEF・FAC・FEC療法)
* タキソール(パクリタキセル)またはタキソテール(ドセタキセル)治療
* ハーセプチン(トラスツズマブ)を含む治療
* ナベルビン(ビノレルビン)、ジェムザール(ゲムシタビン)、ゼローダ(カペシタビン)、タイケルブ(ラパチニブ)、TS-1(S-1)、アブラキサン(アルブミン抱合型パクリタキセル)、マイトマイシン(マイトマイシンC)、カンプト(イリノテカン)

 

Q6 骨に転移がありゾメタの点滴治療を受けていましたが、治療が続けられなくなりました。どうしたらいいでしょうか。

ゾメタ自体は抗癌剤ではなくて骨折を予防する目的の補助的な治療ですので、数か月間は休薬することも可能です。同時に受けられている抗がん剤またはホルモン治療の継続について検討してください。

 

Q7 以前に処方してもらっていたノルバデックス(またはヒスロン)の内服薬が手元に多く残っています。続けてよいでしょうか。

避難生活で体を動かすことが少ない場合、とくに手足を動かさないと血管に血液が固まる重篤な血栓症をおこすことがあります。そのような生活の場合はいったん中止しておいたほうが良いでしょう。日常的な軽い運動ができるようであれば継続することは可能です。アリミデックス(アナストロゾール)、フェマーラ(レトロゾール)、アロマシン(エキセメスタン)の内服薬は血栓症の危険性はほとんどありませんので継続することは可能です。

PAGETOP
Copyright © 日本乳癌学会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.